Firewalld初のメジャーバージョンアップ

2021年9月3日 2022年3月30日 cvadmin

7月22日にFirewalld初のメジャーバージョンアップとなるFirewalld 1.0.0がリリースされました。
ゾーンの概念が強化されいくつかの機能が変更されました。

ただ、依存関係としてLinuxカーネル 5.3とありRedHat系Linuxでの一般的な方法での導入は先になる事が予想されます。

筆者の勝手なイメージですが、バージョンが"0.X.X"となっていた場合にメジャーバージョンが"0"だと正式版ではない印象があります。
普段から使っているFirewalldのバージョンが"0.X.X"だった事に改めて気づかされました。

良く使うが実はメジャーバージョンが"0"のものとしてはpasswdがあります。
こちらは現在のバージョンが"0.80"となっています。

開発チームによって規則があったりメジャーバージョンが"0"だから正式版ではないという事はありません。
それでもLinuxには意外と多く存在しておりますので、この機会に使用しているライブラリやツールのバージョンや開発状況など調べてみるのも面白いと思います。

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